ちえのブログ

ミュージカルが大好き!

劇団四季と宝塚歌劇の違いは??

 

こんにちは。

ちえです。

 

今回のテーマは

ミュージカル見たことないけど、見てみたい!

そんな私が見るなら、劇団四季宝塚歌劇

 

ということで、劇団四季宝塚歌劇の比較を行いたいと思います。

 

数字から分かる違い

まずは数字で違いを見てみると、

f:id:asasaaaaan:20200123164421p:plain

出典:宝塚歌劇公式ホームページhttps://kageki.hankyu.co.jp/fun/index.html(2019/09/24)

劇団四季公式ホームページhttps://www.shiki.jp/group/company/about.html(2019/09/24)

を参考に筆者が作成

 

図から分かる通り、年間動員数は劇団四季の方が多いことが分かります。

しかし、

売上は、宝塚歌劇の方が高い!!

理由としては、宝塚歌劇劇団四季に比べ、劇場以外での収入(CS放送や出版物)が盛んなことが言えるのではないでしょうか、、

 

公演内容から分かる違い

また、以下の図は2002年6月の公演場所と演目、出演した役者の数を表しています。

 

劇団四季2002年6月6日

f:id:asasaaaaan:20200123165318p:plain

出典:松崎哲久劇団四季浅利慶太」文春新書2003p.26を参考に筆者が作成

 

宝塚歌劇2002年6月22日

f:id:asasaaaaan:20200123165409p:plain

出典:宝塚歌劇2002年公演一覧 Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/2002%E5%B9%B4%E3%81%AE%E5%AE%9D%E5%A1%9A%E6%AD%8C%E5%8A%87%E5%85%AC%E6%BC%94%E4%B8%80%E8%A6%A7 (2019/09/24)を参考に筆者が作成

 

公演場所は圧倒的に劇団四季の方が多く、演目もディズニー作品やオペラ座の怪人など、誰もが1度は聞いたことがあるような作品ばかりなのが分かります。初心者でも観劇しやすいことろが劇団四季の利点ですよね。

一方で、宝塚歌劇の方は、劇団四季に比べ1公演に出演する役者の数が多く、豪華な舞台が想像できます。

 

筆者が考える劇団四季宝塚歌劇の違い

最後に、私なりに劇団四季宝塚歌劇の違いを考えてみました。

ズバリ!

作品を見に行くか

役者を見に行くか。」ではないでしょうか。

 

劇団四季の良さは、いつ見ても同じ。

これは、劇団四季創立者の一人である浅利慶太氏が劇団四季の舞台のあり方を以下のように述べているように、舞台のクオリティを何よりも大事にしているからできること。

演出家は、個々の俳優よりも、作品の感動を優先します。だから、その時配役されている俳優より、もっと輝いている者が出てきたら、たとえ新人でも、そちらを起用します。このような、いい意味での競争によって、ベテランは緊張を保ち、若い俳優はチャンスを手に入れようと頑張るのです。また、俳優の心身共のコンディションを配慮して、全国で上演中の四季すべての舞台をクオリティの高い状態で維持するためにも、キャスティングは常に変化します。

出典: 松崎哲久劇団四季浅利慶太」文春新書2003p.58

 

一方で、宝塚歌劇は、「スター(役者)の応援」という意味合いが大きいのではないでしょうか。

少なくとも、劇団四季とは違い、配役はその週に発表!みたいなことはありませんし、ポスターにおいても、役者を全面活用する宝塚と、その作品のタイトルと雰囲気のみの劇団四季では、だいぶ違いますよね。

 

つまり、同じミュージカルですが、劇団四季宝塚歌劇ではファンが期待するモノが違うのではないでしょうか、、

 

いかがでしたか??

劇団四季宝塚歌劇、私はどっちも好きですが、

やっぱり、ミュージカル全く見たことなって人には、とりあえず劇団四季をおススメしがちですね、なぜなら劇団四季の方が、地方においても身近という点と作品もわかりやすいという点から。

宝塚歌劇の良さは、見ないと分からない。ハマらないと分からない。

そのため、ぜひ劇場に足を運んで欲しいものですが、とっつきにくい。

 

しかし、どちらも素晴らしい劇団であるのには違いありません。

ぜひ劇場に!!